産経の同性婚観。

　ソムタム風簡単ドレッシングというのを発明しました。ナンプラー、レモンジュース、おろしニンニクを各大さじ1、パクチー1つかみ（適当に書いているだけなので、自分で味を見ながら調節してください）を混ぜ合わせるだけ。ナンプラーのアンモニア臭（アルカリ性）をレモンジュース（酸性）とニンニクが打ち消します。生野菜、香味野菜、ゆで野菜、魚介類、なんでも素晴らしい味にしてしまいます。『美味しんぼ』の究極のサラダもナンプラードレッシングでしたが、あれよりうまいと思います。ソムタムに使う青いパパイヤがなければ（ねえよふつう）人参でもキュウリでもいいのですが、これも最近の発見で、アボカドがお勧めです。

【主張】同性カップル条例　家族のありよう考えたい - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/150402/clm1504020003-c.html

【産経抄】男女ペアと同性カップル　４月２日 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/150402/clm1504020004-c.html

　渋谷区で、同性カップルに婚姻と同じ権利を認める条例が可決されたことについて、産経がその本性をむき出しにしています。形だけはマイノリティの権利拡大を歓迎して店ながら、しかしこれを旧来の家族制度見直しに結びつけてはならない、の一本槍。現憲法の条文を持ち出していますが、都合のいいときだけこういうことをするんですよね。そんなもん、改正すればいいだけの話でしょう。教育現場に持ち込むなとか、“ジェンダーフリー”がどうしたとか、産経しか使わない言葉で吠えられても、なんのことやらという感じです。夫婦別姓の問題にしてもそうですが、マイノリティの権利擁護が形だけ、本質のところでは家族制度、イエ制度を死守せよという姿勢をモロ出しにしています。イエ制度が圧力となって少子化に結びつく諸悪の根源だ、なんてことを指摘したら、どんな憤怒を見せてくれるでしょう。