黙然日記(廃墟)

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産経「正論」の八紘一宇。

 このさぼってた時期、パソコンがぶっ壊れてログやデータを失ったのも事実です。おかげでまた最新のパーツ状況に詳しくなりました。円安でかなわないですね。240/256GBのSSDがお手頃価格になりましたが、Cドライブとしてあまりに安いものは避けた方がいいことを考えると、120/128GBでもじゅうぶんかもしれません。Windows純正のライブラリフォルダに大量のデータを保存すると後が厄介なので、D:\Data というフォルダを作ってEveryoneにフルコントロールを渡して、できるだけデータはそこに保存するようにしています。データ保存に速度は関係ないし。クラッシュはしかたないですが、ファイルシステムが壊れたとき、こういう場所に保管してあると救済がかなり楽ですよ。(ライブラリに保存していて痛い目に遭ったらしい)。まめにバックアップを取れば、という話ではありますが。

【正論】三原じゅん子の「八紘一宇」発言 その本義とは… 大原康男国学院大名誉教授 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/150403/clm1504030001-c.html

 ラジオで懐メロ番組ばかり聞いてきますが、少なくとも最近は、三原順子(じゅん子)氏の歌はぜんぜんかかりませんね。政治的な配慮なのかもしれませんが。
 いかにも、国学院の先生が右翼新聞に書きそうなコラムです。「八紘一宇」とは「全世界をひとつの家に」というのが本来の意味だ、と解説しています。それが「日本をリーダーにした世界統一」というショッカーやデストロンのような文脈で広く使われたことにはほっかむり、「ボクそんなつもりじゃなかったもん」という、いつもの逃げ口上ですね。グローバリズム、世界が同じ(人権など最低限の)価値観を共有することは悪くないのですが、それが価値観の押しつけ、まして国家神道といった宗教的価値観の押しつけになってしまうことは許されません。それは現在の「グローバリズム」が「米国的価値観の押しつけ」になりかねないことへの危惧と同じことなのですが、大原氏にはそういうことがわかっているのでしょうか。