黙然日記(廃墟)

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産経「主張」の沖縄基地観。

 今日から心を入れ替えて、また毎日続けようと思います。ではなぜ今日から始める。

【主張】辺野古移設 話し合いの土俵を整えよ - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/150401/clm1504010003-c.html

 ぶっちゃけ半年ぶりぐらいに産経新聞を読むわけですが、なぁんにも変わっちゃいませんね。国(政府)と沖縄県(現知事)が鋭く対立する事案で、沖縄県が絶望的な遵法闘争に入った現状に対し、「国のやることはいちいち正しい、沖縄ごときがお上と米国様に逆らうな」と行っているだけです。「対話のテーブルに着け」とは耳当たりのいい言葉ですが、そもそも前知事までの時代に政府が民意を無視して強引に推し進めた移転案であり、交渉の余地はないことを無視しています。「県は折れろ」と言っているのと同じであり、それは民意に支えられた沖縄の心が折れること、ひとを踏みにじる行為であることを、承知の上で産経新聞はこのように主張するのです。なぁんにも、変わっちゃいません。