ひろゆきvs切込隊長裁判・判決。
一昨年後半から昨年前半にかけて、夕刊フジが反2ちゃんねるキャンペーンのような状態になっていたので、そのいい加減な報道についてウォッチを続けていました。この裁判についても、夕刊フジは切込隊長の肩を持って売名に協力するかのようにかなり騒いでいたのですが、いつの間にか紙面から「2ちゃんねる閉鎖か?」の文字が消え、いつの間にかキャンペーンも終わってしまったような状態です。
さて、その裁判の判決が今日出ました。夕刊フジ(ZAKZAK)の記事はまだのようなので、iza!から。
「2ちゃんで中傷」ひろゆき氏に80万円の賠償命令 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/123661
都内のIT企業社長の男性が、2ちゃんねるの管理人に200万円の損害賠償や書き込みの削除などを求めた訴訟
最後はこういう扱いですか。まあこういうわけなので、彼について取り上げるのもこれで最後になると思います。
判決の詳細については以下の記事を。ほとんど無意味な口頭弁論にもずっとつきあって報道し続けてきた渋井哲也記者に敬意を表して、オーマイニュースの記事を引用します。
「2ちゃんねる」書き込みの一部削除を命じる - OhMyNews
「スレッドを立てさせるな」との請求は棄却 ひろゆきvs切込隊長訴訟
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080217/21063
賠償金額も訴訟費用負担も、六分四分で隊長側の負け、といったところですかね。「スレ立て禁止」などというばかげた要求は退けられたようで、常識的な判決かと思います。ひろゆきが払うかどうかはもちろん別問題として。