産経、京都市長選の不正を報ぜず。
元教育長の門川氏「１０００人削減」で初当選 京都市長選 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/123436
大阪府知事選などに隠れてほとんど注目されていなかったように思うのですが、京都市長選があったのですね。現職の後継者で自民・公明・民主府連・社民府連の相乗り候補が共産候補に951票差まで迫られるというのは、実質負けみたいなもんじゃないかと思います（自民党の選対もそういう認識のようですね）。
ともあれ当選してしまったのは、先月まで教育再生委員会有識者委員を務めていた元京都市教育長の門川大作氏でした。門川氏の人となりについては、過去のエントリ*1もご参照ください。
現市長路線の後継を掲げた門川氏に対して、市職員の乱脈ぶりが争点のひとつになっていたそうです。つまり不祥事が明らかになればなるほど現市長の責任は重く、後継者への支持は減ると見られるわけですが、投開票が終わった今日になってこういう発表がありました。
新市長決まったばかり、職場離脱常習の２人処分 京都 - asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0218/OSK200802180030.html
この記事での市当局の弁明によれば、発表が今日になったのは意図的なものではない、ということだそうですが。産経も、この事件自体は報じているのですが、市長選との関わりは完全スルーですね。
京都市、勤務中に職場を無断で離れた市職員２人を懲戒処分 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/123586
