黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

昨日の続き。

 うーん。完結してから読むか。いつになるかわからんが。

  • 「聖・ドラゴンガールみらくる(3)」/松本夏実 ISBN:4088565711

 ようやく桃花登場。せっかく次世代で仕切りなおしたのに旧作の主人公が出しゃばってくると「ドラゴンボール」や「セーラームーン」と同じ失敗を繰り返すことにもなりかねないし、作者の桃花への思い入れが見えるだけにその危惧は大きかったのだが、何とかクリアしたか。ところで最近、変身シーンの膨乳描写がないですね。いかんぞ。

 あっちよりこっちの方が好きだなあ。ヤング誌というよりは青年誌向けの落ち着いた雰囲気がいいんだろうか。少年誌ノリはどうも肌に合わない。

 アニメ化かあ。うんざり。まあいいけど。
 ネタを小出しにしてるのが、読んでいてイライラするんだよね。まだまともに出てきてないクラスメイトもいるだろうに。この点は、構想段階でそもそも失敗してるという考え方もあるわけだが。

 その、あっち。しかし何でこんなに絵柄変えちゃったんだろうなあ。名前も変わったし別人と思うしか。くどいようだが、週刊少年誌独特の引きの強さには、読んでいて疲れることがある。

 山道たんわぁ?

 かなりはっちゃけたキャラ設定がいい。裏表紙のキャラ紹介を見てピンと来た人は買うべし。タイトルのララナギは語呂だけで決めたのか? それとも気弱攻と解釈していいのだろうか。

 "kiss×kiss"ってエロゲのタイトルになかったっけ。とか思って調べてしまった。微妙に違いましたね。
 一般向けボーイズゲーム*1のコミカライズ。つまりギャルゲーを性別転換させたような話なんだが、これを男の視点で見るとこんなに痛がゆいものだとは思わなかった。女性がギャルゲーを見るとこう感じるってことだよなあ。

 ドタコメの「きせかえユカちゃん」で知られる作者の短編集だが、こっちが本領なんだろうなというのがつくづくわかる。てゆうか、きせユカも第1話だけ読切りとして読めば、ユミちゃん主役でタオル男とのほんわか話だしな。あり得ないほどのセンチメンタルとご都合主義は、少女マンガの王道である。と、ここで繰り返し主張しておこう。

*1:ギャルゲーの反対だからこう書いてみたが、この表現でいいんだっけ? 「ボーイズ」というと18禁のボーイズラブものを連想するんだが。