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【産経抄】河野太郎外相は、韓国の二重基準を説明し「日本海」という国際呼称を守ってもらいたい 8月5日 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/170805/clm1708050003-c.html
見出しの意味を把握する前に、長さだけ観て「今日はこれで1本書けるな」と判断しています。
「産経抄(の長文見出し筆者)」にとっての不倶戴天の敵、河野洋平氏の長男、河野太郎氏が安倍晋三首相に抜擢され入閣したことで、ものすごいアンピバレンツに苦しんでいる様子がわかります。
韓国の「事大主義」を非難するその口調が、偏狭なナショナリズムそのもので、あキリル他ありません。産経のやり方では、千年経っても日韓の相互理解は不可能です。
「日本海」ってのは、そもそもほんとに日本語の呼称なんですかね。日本海沿岸に大韓帝国とかロシアとかいろんな国ができて、それから生まれた呼称のような気がします。北前船の日本海航路は酒田回りとかそんな言い方をしていたはずで、「日本海」という概念が生まれたのは、少なくとも太平洋との対比が生まれた明治以後でしょう。「太平洋」と同じく、翻訳語なのではないですか。事大主義は産経です。