黙然日記(廃墟)

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産経抄の言葉。

産経抄】何を見聞きしても中韓への贖罪意識にとらわれるのか 12月24日 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/161224/clm1612240003-c.html

 何を見聞きしても中韓への反発意識にとらわれるのか、産経新聞は。
 《両手を挙げて賛成したくなる》のが政治家の識見なのか、それを揶揄した芥川龍之介侏儒の言葉』の一節なのかわかりづらく、読んでいる間だいぶ混乱しました。結局、ある政治家には賛同できて別の政治家、具体的には河野洋平氏には賛同できないという、それだけのことです。賛同できるのは安倍晋三氏ですか。経験の蓄積という意味で、勝っているのはお二人のどちらでしょう。
 安倍氏真珠湾訪問・慰霊で、先の大戦で対峙した日米両国の和解を演出することに特に異議はありませんが、大戦後の和解をいうなら中国・韓国にも配慮せよ、という河野氏の発言と朝日新聞の補足は、なにも論理矛盾はしていません。単に、産経抄子の頭が悪いから論理展開を理解できないだけではないですか。「頭が悪い」という指摘が納得行かないなら、「中韓への反発で頭がガチガチだから理解力が低下しているのだ」と言い換えてもいいですが、どっちがよろしいですか。