黙然日記(廃墟)

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古森義久氏の舌先三寸。

 肉はうまいなあ。ああなんて肉はうまいんだ。(肉欲旺盛)。

【あめりかノート】「異様な反日」韓国の強迫観念 古森義久 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/print/150628/clm1506280008-c.html

 古森氏がたまたまロバート・ケリー氏のエッセイを読んだから、米国がそのエッセイどおりに対韓姿勢を変化させているのだ、という論考です。まるで理解できません。根拠らしきものを示して実は根拠にもなんにもなっていない、というのは、古森氏の得意な論法ですよね。
 「ロバート・ケリー」で検索すると面白い人物が真っ先に出てくるのですが、もちろん同姓同名です。ただ、舌先三寸でうまく立ち回ることにかけては、こちらのケリー氏と古森氏は共通点があるかもしれない、なんて思いました。
 「世界で最も複雑な二国間関係」とされる、ときに兄弟、ときに弟兄、ときに主人と奴隷だった二国間関係を米国から見るのは、客観的かもしれませんが理解しきれないところも必ずあるわけです。もちろんまた、米国は現在の日韓関係における重要なプレイヤーでもあるわけですが、「ああそうですか」以上の感想はありません。米国絶対主義の古森氏には、わかんねえんだろうなあ。