産経記者の議席観。

　「アナログの音は暖かみがある」とか「SPの音の方が素晴らしい」とか言う人がいますけれど、やっぱりCDの方が音質も再現性も上ですよ。常識と反対のことを言えばかっこいい、という風潮に対して、アナログ再評価の常識に反対してみました。

【安倍政権考】「病気になってくれ」ガバナンス効かぬ「民主党」を有権者は拒絶した…：イザ！

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150104/plt15010417340008-n1.html

　昨年12月総選挙の結果は、「自公現有維持・民主議席増・維新議席減・共産躍進」というのが客観的な事実でした。自公はこれ以上増やしようがないことを考えれば、維持でも勝利としてもいいでしょう。共産はとりあえず関係ありません。民主と維新については、議席増と議席減が明確な結果です。しかし産経新聞坂井広志政治部記者のまとめは、「有権者から民主が見放され維新が支持された」結果なのだそうです。衆議院の選挙制度は奇々怪々なものになってしまいましたが、有権者の判断と議席の増減が真逆の結果になってしまうほどひどいものだったでしょうか。「俺は民主党が嫌いだ、維新（の右派）に期待している」と言いたいならそのように書けばいいだけなのに、客観的な選挙分析を装うところが、どうかしています。