産経高橋記者の詐術。

　7/5分です。不意の客や一見さんは「おいでやす」、常連などで待っていた客は「おこしやす」だそうです。ちゃんとそういうプロトコル（外交儀礼／通信手続き）がある。恐ろしいですね。

【高橋昌之のとっておき】朝日・毎日への反論（１０）　集団的自衛権問題　「扇動」ではなく「報道」をしよう＋（1/5ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140704/plc14070423500033-n1.htm

　高橋記者は阿比留瑠比氏あたりに比べると論理的、というかあからさまな詐術を使わないので、あまり取り上げてこなかったのですが、ひさしぶりにこのシリーズ「朝日・毎日への反論」を読んでみたら、同レベルに零落していました。朝日新聞を中心に、単独でやると魂胆がばれるので毎日新聞、東京新聞も巻き込んで、集団的自衛権行使への姿勢を「扇動」と決めつけるのは、産経の社論になっているようです。問題は、安倍晋三政権のやり口が民主主義のルールに則ったものであるかであり、朝日・毎日・東京はそこを指摘しているのに、そうではなくて朝日という守旧派が自らの主張を護るために世論を扇動しているのだ、という決めつけです。これを詐術と言わずしてなんとしましょう。