産経記者の女性登用観。

　7/6分です。ベートーヴェンってやっぱすげえ。

【編集日誌】セクハラやじで考える女性進出 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140706/plc14070608180003-n1.htm

　五嶋清編集局総務のコラムです。あらゆる麺で保守的な、というより反動的な産経新聞が、女性の社会的登用に関してだけはリベラルめいたことを言っているのが奇妙です。これは、このコラムにも現れていますが、同じく反動的な安倍晋三政権がこの件に関してだけは積極的な姿勢を示していることに忠実に従っているのでしょう。政権批判が報道機関の務めなどという観念のカケラもない、あきれた態度です。さらに遡ると安倍政権の姿勢は、女性を安い労働力としてとらえる経済界の意向を丸呑みしているもので、「女性の社会的登用」と言えば聞こえはいいのですが、残業代ゼロなどにも直接結びつく、危険な考え方です。もちろん女性の社会進出は積極的に図られねばなりませんが、政権や御用新聞の動きには常に警戒が必要です。