黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経湯浅記者の中露観。

 6/1分です。蛇口が壊れました(T_T) 青い方をひねったのにお湯が出る。

【日曜に書く】「中露同盟」復活のまぼろし 論説委員・湯浅博(1/3ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140601/plc14060103040003-n1.htm

 まああんまりネタがないわけですが。存在しない中露同盟が復活するかのように並べ立ててから、いやそれはまぼろしだ、とやるのですから、いい気なものというかなにをやっているんだと。そもそも中国とロシア(ソ連)の蜜月なんて毛沢東スターリンの時代にまで遡らねばならないわけで、あれですか、湯浅記者はまたコミンテルンの陰謀に怯えているんですか。
 ふと、最新のロシアンジョークを思い出しました。「100年前のロシアの独裁者はラスプーチン、現代のロシアの独裁者はプーチン、100年後のロシアの独裁者はチン(陳)」。タタールのくびき以来、ロシア人の中国(東方)恐怖は根強く、自ら中国の下風に入ることは絶対にない、と言われます。そこをあえて中国と手を結ぶのが寝業師のウラジーミル・プーチン大統領だ、というのが湯浅記者の指摘ですが、自分でそれを持ち出して自分で否定しているのですから、繰り返しますが、なにをかいわんやです。それにしても産経は、都合が悪いことを「まぼろし」扱いするのが好きですね。