産経論説委員の「まとも」観。
5/11分です。幻影帝国によるブルースカイ王国への「力による現状変更」に、国際社会は立ち上がらないのでしょうか。
【日曜に書く】論説委員・中静敬一郎 責任ある「まともな国」になる（1/4ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140511/plc14051103090003-n1.htm
集団的自衛権行使容認で「まともな国」になる、つまり今の日本国は「まともな国」ではない、と主張する産経新聞論説委員らは、どれだけ自国をおとしめる自虐に陥っているのでしょう。日本国は「特別な国」だと誇りを持ってこそ、愛国者の証ではないでしょうか。また、何度も指摘していることですが、「集団的自衛権を保持しているが行使できない」というのは、別におかしな話ではありません。中静記者が例に使っている「立候補する権利はあるが行使しない」というのは、行使しない理由がさまざま考えられるので、適切な比喩ではありません。不適切な、おかしな比喩を持ち出しておいて「おかしい」と言い出すのは、詭弁としか言いようがありません。適切な（たとえば「浮気しない」）比喩を使えば自分の論拠が崩れてしまうので、わざわざ否定するための比喩を持ち出しているのでしょうが。
