黙然日記(廃墟)

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産経抄の植民地観。

 4/30分です。桃屋キムチの素って、どうしてこんなにもやしと合うんだろう。

産経抄】4月30日(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140430/art14043003070001-n1.htm

 《「18歳まで日本人」だった》方のエピソード。日本の台湾支配は、世界史的に見てもまれなほど成功した植民地支配ですが、そうした成功例の存在をもって、あるいは何人かの日本に心酔した台湾人の存在をもって、植民地支配を正当化することはできません。「日本が台湾に、あるいは挑戦にしたことはすべて悪だった」という史観も極端であって、「いいこともした」という事実は残しておかねばなりませんが、「だからすべていいことだった」という飛躍はまた逆方向の極端であって、我々が採るべき道ではありません。台湾や朝鮮の近代化を成し遂げたという「いいこと」はあるにしても、植民地にしなくても近代化への協力はできるのですから、それは植民地支配の正当性の証明にはならないのです。文化についても、台湾人が日本の文化を受け容れてくれることは嬉しいのですが、そのぶん台湾(中国)の伝統文化を失っているのではないか、という疑問を持つことも必要でしょう。