黙然日記(廃墟)

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産経阿比留記者の擁護。他。

【土・日曜日に書く】「保守派」は学んだか:政治部編集委員・阿比留瑠比 +(1/4ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130120/plc13012003140004-n1.htm

 13日付「たかじんのそこまで言って委員会」に、安倍晋三首相が登場したそうです。あびるんは東京詰めのはずなのに、どうやってネットされていないよみうりテレビの番組を観たんでしょうねえ。それはともかくとして、右側からの「安倍首相は日和った」という非難に、あびるんが必死で擁護を試みています。「あびるんは最近元気がないね」という評判ですが、燃え尽き症候群の他に、安倍ちゃんの現実路線に失望している面もあるのではないでしょうか。それでも非難があれば安倍ちゃんのために、こうして産経新聞の論説欄で弁護してみせるのですから、その心根は見上げたものです。さすがタイコモチと呼ばれるだけのことはありますね。
 「安倍首相が現実路線をとった」ということは、竹島の日式典や靖国参拝河野談話見直しや九条改憲など“保守派”の求める政策が、いかに上っ滑りで現実を無視しているかの証明のようなものです。そこには目を向けず、ひたすら安倍ちゃん擁護を繰り返すあびるんの姿勢は、首尾一貫した「保守派」の姿勢といえなくもありません。惜しいですね、根本のところが間違っているというのは。

【書評】『憲法が日本を亡ぼす』古森義久著+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008250001-n1.htm

 古森義久氏の著書を田久保忠衛氏が産経新聞の紙面で書評するという、お笑いにもならない一席です。そんだけ。ケーディスインタビューの掲載が目玉のようですが、1981年ということは古森氏の毎日新聞時代の仕事ですし、インタビューそのものに価値はあっても、先日述べたように本人がそのソースを間違った使い方をしているのですから、どうしようもありません。