産経「主張」の国際的地位観。
【主張】ロンドン五輪開幕 日本の存在感を示す時だ＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120727/oth12072703190001-n1.htm
いよいよロンドン五輪が開幕です。サッカー男女が強豪に勝利して幸先のよいスタートを切りました。選手団には、政治的思惑などにとらわれず、全力を尽くしてほしいと思います。
さて、こうして名前を挙げるのは失礼かもしれませんが、アルゼンチンという国があります。サッカー競技でアルゼンチン抜きに話をすることはできない強豪国ですが、国際社会でどれだけのプレイヤーでしょう。また、G8のカナダ、BRICSのインドや南アは、スポーツの世界でそれに見合った存在感を示せているでしょうか。スポーツの五輪での活躍は、政治経済の世界での存在感になにほどの影響を与えると考えているのでしょうか。「スポーツに政治を持ち込むな」とは、まさにこのことです。スポーツの世界に限った話でも、2020年五輪招致を今大会のメダルの数と結びつけるにいたっては、ナンセンスに等しいでしょう。ろくにメダルも取れない国が開催すると言えば笑われるでしょうが、日本はすでにそれだけの存在感は十分に示せています。あとは国民的な招致機運の勝負であり、わたしの周囲ではどーでもいいよという意見が支配的なんですが、まだ招致にこだわるのでしょうか。
