産経、火消しに回る。他。

拉致問題訪米団の活動が続く：イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/2683264/

「まったくおかしい」　米下院委員長が米高官を批判　子供連れ去りと拉致同一発言で - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120511/amr12051110430006-n1.htm

韓国系が数の論理でごり押し　米の慰安婦の碑　根拠乏しい「２０万人拉致」＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120511/amr12051111250007-n1.htm

　キャンベル国務次官補発言を「事実上撤回した」と言い張って、火消しに必死です。「米国はそんなことは言っていないのだ！　常に日本の（ウヨの）味方だ！」と主張し続けなければ、親米保守の立場が崩壊してしまいます。ネトウヨやらの突き上げを避けるためには、別の問題に矛先をそらせようとしたりもしていますね。米国様を守ることが、拉致問題そのものよりも、もちろん離婚子供連れ去り問題よりも、重要なようです。

【単刀直言】安倍晋三元首相　尖閣「国が購入すべき」　維新の会、石原新党とも「連携できる」　憲法９６条改正で衆参ダブル選も＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120511/stt12051121400007-n1.htm

　なんでこんな人のぐだらぐだらした話をいま聞かなきゃいけないのか、まったく疑問です。まあ、ウォッチャーとしては面白い話が出てきているのですが。山谷えり子参勤議員とともに尖閣国有化の議員立法を図っているとか、自民党が政権を獲得したら村山談話や河野談話を捨てられるとか、次の総裁戦には出ないで総選挙では自民党のために働くとか（どうやって？）、調子のいいことばかり言っています。聞き手は石橋文登、小島優両記者ですが、この面子といい、語り口といい、ただの酒飲み話じゃないのかという印象がどうしてもぬぐえません。それも、かなり聞こし召してからの。

【ｆｒｏｍ　Ｅｄｉｔｏｒ】お定まりの日本人像にうんざり＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120511/plc12051108010007-n1.htm

　喜多由浩文化部編集委員の、お定まりの産経史観「日本はよいこともした」です。映画で描かれた時代に《日本の朝鮮統治で「差別や暴力がなかった」というつもりはない》というのなら、それを描いた映画に文句をつけるのは筋違いでしょう。文化部編集委員として、映画芸術をなんだと思っているのか、問い質したくなります。あるいは産経新聞社が金を出して、そういう映画を釣ればいいじゃないですか。親会社のファミリー映画の宣伝ばかりするのが文化部の仕事じゃないでしょう。ただし、愛国詐欺映画はもう御免です。