産経記者の連関観。
【from Editor】在日韓国人の「選挙」に議論を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120201/elc12020107480000-n1.htm
喜多由浩・文化部編集委員によるコラム。喜多記者といえば先日はひどいコラムを書いていましたが*1、今回はどうでしょうか。まず、同じ韓国の在外投票権を扱ったコラムでも、朝鮮籍と北朝鮮の区別が付いているだけ、松本浩史記者*2よりは幾分マシです。ただ、「在日韓国人の投票権」というものに異様な敵愾心を燃やしているところが奇異です。日本で在外投票権が認められたとき、こんな議論があったでしょうか。《基本的な条件・状況はまるで違う》と言いながら、なにが違うのかはまるで明確にされていません。完全に韓国の内政問題なのですが、なぜかそれを日本での永住外国人地方参政権問題に結びつけようとして必死なのです。なんで結びつくのか、こちらとしてはそれが知りたいのですが、まったく説明してくれません。このコラムを見ていると、「韓国人が対馬の土地を買ったから対馬が韓国に占領される」というのと同じような被害妄想があるようにしか見えません。産経のキャンペーンは、いつもこんな感じなのですが。