産経記者の責任観。
「【軍事情勢】日米VS.中国 軍事衝突の現実味」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/537985/
毎週日曜のお楽しみ、野口裕之記者によるトンデモコラムです……が……。あれぇ? まるっきりどっかで見かけたタイトルです。タイトルだけでなく内容も、先日月曜日の「安全保障読本」*1とまったく同じですね。小見出しを入れたり、文章も細かく書き換えてはいると思いますが(調べてません)、ほとんどそのままの流用と言っていいでしょう。媒体が産経新聞とSANKEI EXPRESSで異なるからとはいえ、それぞれの連載枠でこれでは、あきらかに文章の二度売りです。これはひどい。フリーのライターがこれをやったら次から仕事が来なくなるレベルですよ。
「在日「総連」組織員 初投票の恐怖」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/537998/
松本浩史記者による【大阪から世界を読む】と題されたコラムですが、こんなコラムありましたっけ(いちおう検索すると出てきますが)。
なにがひどいって《北朝鮮籍》の4文字を引用するだけで十分でしょう。こんなレベルで、「韓国籍総聯関係者による在外投票が拉致問題にどうのこうの」と無意味かつ無責任に危機感を煽る文章を新聞に載せているのですが、ここは松本記者個人より産業経済新聞社の雇用責任を問いたいところです。松本記者一人に限りませんから。