産経抄のウィルス観。

【産経抄】２月２５日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/493152/
【産経抄】２月２５日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110225/mds11022503140003-n1.htm

　カダフィ大佐が唱えた「新型インフルエンザ＝生物兵器」*1説は、日本でも賛同者がいましたね。さらに、その真の目的は新型用予防ワクチンに不妊成分を入れて日本人を断種するためだとか、子宮頸癌予防ワクチンも同じ目的だとかみたいなことは、山谷えり子参院議員（自民党・元リビング新聞編集長）も産経新聞に書いていました。恐るべき陰謀に対するカダフィ大佐の慧眼に恐れ入るばかりです。（ついでに、チュニジアやエジプトは記憶に新しいですが、アフリカ大陸全般でここ1年ほど政治的混乱が、「アフリカではよくあること」では済まないレベルで特に目立つことに、かすかな疑念を覚えているのはわたしだけでしょうか。陰謀が「ある」ではなく「あっても不思議ではない」という意味で）。
　独裁という点で北朝鮮と比較するあたりは別に問題を感じませんが、この組み合わせで、かつて「悪の枢軸」と指名されたことを忘れているようなのは不思議です。いったん親米側に舵を切ったら、旧悪は見逃す方針でしょうかね。

*1:文中では《細菌兵器》となっていますが、ウィルスと細菌の区別をつけるような高度な科学知識を抄子に求めても無駄です。