オールナイト・産経抄♪

　テーマ曲はもちろん"Bitter Sweet Samba"で。

【産経抄】２月１１日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110211/art11021103220000-n1.htm

　iza!のオピニオン欄は、建国記念日にはお休みのようです。さすが産経。MSNはちゃんと乗っていました。
　昨日の、校名を明かせないという栃木の校長先生に続き、今日は茨城の信用組合理事長さんからのメッセージで始まっています。「このコラムは、皆様からのお便りと、親会社放送局の資金でお送りしています」みたいな（お便りではなく面談で取材したようですが）。
　「國」という文字を、旧字でも本字でもなく《繁体字》と表現してしまうのが、なんとも情けないところです。いくら台湾支持（反大陸中国）とはいえ、自称保守としての自覚はどこへやったのでしょう。領土問題を振りかざすだけで「保守派」のつもりでいたら、大間違いですよ。

[opinion][net]こんな感じかな、と。

　だから1月1日を建国記念日にしちまえば面倒はないし少なくとも「神武即位は年始を選んだ」という趣旨は残るのに。さらにどうせなら、毎年旧暦1月1日（今年は新暦2月3日）を建国記念日にすれば春節を日本でも祝えたのに。（ここまでご挨拶）。
　
　8日付エントリ d:id:pr3:20110208:1297177387 のコメント欄で、「産経は独自の戦い」の元ネタについて熱く検証されています。コメンターの皆様、ありがとうございます。わたしが知ったのはここのコメント欄だったような気がしていたのですが、おそらくマスコミ板の産経抄ファンクラブスレだったのでしょう。しかし、初出が議員・選挙板の世論調査総合スレだったというのは、言われてみればなるほど、と感じました。2009夏、選挙区情勢の記事を片っ端から読んでいくと、
〈民主Y氏と自民A氏の二強対決だがY氏が頭ひとつリード。みんなの党N氏は支持層を固め、さらに上を狙う勢い。無所属元職のM氏は苦戦を強いられている。幸福S氏は独自の戦い〉
（単に当時の党勢と各紙の部数からの結びつけで、各紙の支持政党とは関係ありません。少なくともY氏とA氏は逆っぽいし）
といった記事をさんざん読んだあと、メディア各社の動向に関心のある人なら思いつきそうなパロディでしょう。もちろん、独自に思いついた名無しさんの功績は素晴らしいものです。思いつくと発表したくなるもので、このサブエントリの趣旨もまあそういうことなのですが。