産経抄、独自の戦いを続ける。

【産経抄】２月１０日 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/490912/
【産経抄】２月１０日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110210/erp11021002590002-n1.htm

　ロシア国旗を汚損した人物を《右翼の活動家》と書いているので驚きましたが、産経の他の記事もそうなっているようです。……ああ、犯罪行為をすると「保守系活動家」から「右翼」になるんですね。
　抄子の推測どおり、7日の首相発言に対する《ロシア側のいら立ちが、背景にあるのは言うまでもない》とすると、同じ7日の事件に素早く反応したのは、いささか論理が矛盾しています。《いら立ち》には一定の時間経過が必要なのですから、翌日に即時に対応したのは、なにか別の理由でしょう。少なくとも、《いら立ち》という表現が当てはまらない類の。
　それと、日章旗を焼いたデモは中国や韓国だけでなく、ジャパン・バッシング時代の米国や各国にも見られました。もちろん、この抄子の記憶には、そんな事実はまったく存在しないのでしょうが。「各教室に日の丸を掲示すれば荒れた学校が治まる」というオカルトで結んでいるのは、いかにも産経らしいところです。産経独自の戦いは、まだまだ続きそうです。