黙然日記(廃墟)

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教育と改革。

 昨日のエントリ、d:id:pr3:20110203:1296747154 の続き。学校教育や保育など、次世代育成への投資は必須のものです。「コンクリートから人へ」というスローガンが産経などはお嫌いのようですが、そうした人たちに限って、「選択と集中で」というスローガンは大好きのようで、これを改革と称しています。「コンクリートから人へ」は、無駄あるいは不要不急な支出を削って、今必要とされる人への投資に回そうという考え方で、次世代育成はまさに人への投資です。つまり、「コンクリートから人へ」あるいは次世代への投資は、「選択と集中」という改革そのもの選択と集中」はなのです。個人的には、この考え方ですべてが解決するという立場は取りませんが、少なくとも、後者に全面賛成する人が前者を否定するのは、たいへんおかしなことではないでしょうか。