黙然日記(廃墟)

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産経「主張」のスケール感。

新「ドーハの悲劇」 政治力つけ戦略立て直せ - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/482380/
【主張】新「ドーハの悲劇」 政治力つけ戦略立て直せ - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/110109/scr1101090253002-n1.htm

 スポーツ関連で、国際連盟への理事や委員としての参加を産経は異様に重視して、落選するたびにこうして【主張】を掲げて大騒ぎするのですが、いいかげん腹が立ってきます。悲劇であることを認めるとしても、あの「ドーハの悲劇」と対比できるようなものだと思っているのでしょうか。*1

追加(1/10朝)。

 とか言ってたらなんとか追いついてくれてほっとしましたが。本文がさすがに短すぎるのでちょっと追加します。
 どの競技においてもそうですがサッカーでも、ワールドカップ(世界選手権)への参加と勝ち上がりが日本協会レベルでの最大目標です。そのためにサッカー文化の定着や草の根レベルの育成から、年代別の強化、高額報酬を払っての監督招聘までを行います。FIFAを通しての活動や理事輩出もその一環であって、手段に過ぎません。あくまで目標は「競技における勝利」であって、それを軽視したら、サッカーという競技に関わる意味、日本協会やFIFAの存在意義すらなくなります。競技における「悲劇」を相対的にに軽視するのは、まさに目的と手段を取り違えた、本末転倒の考え方と言わなければなりません。

*1:……別に、今やってる試合がどうこうじゃなくてね。