黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経、埋め尽くされる。他。

露大統領の国後訪問誘った民主政権の甘さ - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/458379/

 予想どおり、2日付産経新聞オピニオン欄は、メドベージェフ大統領の国後島上陸で揃い踏みでした。
 「正論」は木村汎北海道大学名誉教授です。《北大名誉教授》と記されていますが、普通ここで略称を使うもんですかね。
 昨日の今日で掲載というのは、ちょっと驚きます。大統領の国後上陸は予告されていたことなので、ある種の予定稿なのでしょうが、つまりボツにされることを覚悟で書いたということでしょうか。肩書きに比べてずいぶん軽い行動をされる方のようですね。ああ、だから略称で十分なのか。

産経抄】11月2日 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/458360/

 あまり知られていないように思いますが、三波春夫日本会議の前身の一つである日本を守る国民会議の代表委員でした。ただし、1997年の日本会議には、役員としては名を連ねていないようです。『世界の国からこんにちは』のメッセージはなんだったんだろう、と思いますが。

露大統領国後訪問 大使召還など対抗措置を - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/458358/

 2日付「主張」の1本め。尖閣諸島問題とAPECの狭間を塗った機会主義的な今回の上陸は認められるものではありませんが、麻生太郎首相(当時)のサハリン2完成式典訪問に、会場であるサハリン(樺太島)北部があたかも帰属未定地であるかのように非難していた産経が、なにを言ってもな、と思います。

耳かき殺人判決 極刑回避は妥当だったか - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/458359/

 「主張」のもう1本は、裁判員裁判として初の死刑求刑に対して、無期懲役とした判決に関するものです。1面とオピニオン以外の紙面はこちらで埋め尽くされていました。「厳罰化すればすべてが解決」という産経のスタンスと、裁判員制度には(イベントの水増し動員をしてまで)賛成してきたスタンスがぶつかり合い、なんとも歯切れの悪いものになっています。裁判員制度で厳罰化が進んですべて解決」という従来の論調が間違っていただけなのですが、今後に多様な事例が増えたら、どんな逆上ぶりを見せるのでしょうか。いろいろな意味から、そうなってほしいものです。

早めのTTP参加で有利な交渉を 亜細亜大・石川幸一教授 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/458182/

 関係ないけどおまけ。24時間経過しても直ってないので、晒しておきます。h抜きリンク?