産経記者、うらぶれる。
新聞休刊日なのでたまっていた宿題を片づけようと思ったのですが、いろいろありまして、とりあえず情報を寄せていただいたものなどから。
「竹島周辺で銃撃戦の可能性」 安倍氏が明かす韓国海洋調査事件 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/449606/
4年前の「竹島事件」記事に関する補足と政治の責任 - 国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1837194/
9日付記事。紙面では10日朝刊掲載だったようです。無署名記事ですが、いったい誰がわざわざ拓殖大学の記念講演会に取材に行ったんでしょうね。
安倍晋三元首相が語る政権当時の秘話という面持ちですね。安倍氏と言えばこの人、阿比留瑠比記者もすかさずブログでフォローしています。しかし、韓国側に銃撃許可が出ていたからといって《安倍氏は竹島周辺での阻止活動をやめた》というのは、ずいぶんな弱腰外交ですね。
阿比留記者は、自分が安倍氏の言動に言及すると、ケーススタディのつもりが枝葉の部分に話が言ってしまう、と嘆いているのですが、だったらいちいち安倍氏の言動ばかりを取り上げるのをやめたらどうですか。「首相経験者の一人」のコメントばかり引用するのもやめた方がよろしいかと(もちろん、たとえば「官房長官経験者の一人」のコメントを引用しろという意味ではありません)。
皇太子ご夫妻“襲撃”元活動家が名護市市議に当選 基地闘争激化か - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/449629/
これも9日付、宮本雅史沖縄支局長による記事です。かつて「対馬が危ない」キャンペーンで鳴らした宮本記者*1が、キャンペーンの自然消滅とともに沖縄に飛ばされた理由について、わたしもあれこれ推測しましたが、やはりこういう記事に力を入れるためだったのでしょうか。
しかし、名護市議選から1ヶ月近い今になってのんびりこんな記事を出すあたり、宮本記者のスタンスまたは能力がかなり謎です。
*1:その昔は新聞協会賞も受賞してるんですがね……。