産経の生存情報への対応。他。
米東海岸の日系社会 第二次大戦下、農場で働くなら収容所を出られた - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/441140/
産経の歴史修正主義と従米思考も、ついにここまで来たか、と感銘を受けざるを得ません。17日付、松尾理也・ニューヨーク支局長による記事です。産経以外に載っていたら、どうということはない記事なのかもしれませんが……。
「何を根拠に」被害者家族が困惑 中井氏の「生存確認」発言 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/441221/
今日9月17日は、菅改造内閣の発足とともに、小泉純一郎首相（当時）北朝鮮訪問から8年という節目にもあたる日です。これに合わせて産経オピニオン欄がぎゃーすか騒ぐんじゃないかと予想していたんですが、肩すかしを食らいました。この件を含めて明日やるのかもしれませんが。
中井洽・前拉致問題担当相の発言は、これが本当なら、たいへん喜ばしいとしか言いようがありません。産経新聞と家族会は、いったいなにが不満なんでしょうか。家族会に先に連絡しなかったから《非常識ともとれる無責任な発言》というのも、すごい表現です。この記事で家族会の意見として伝えられているのは、増元照明事務局長と飯塚繁雄代表の個別のコメントだけです。これはなんというか、当たっていてほしくない憶測なのですが、生存情報があった被害者の家族だけに連絡し、「他の被害者家族の手前もあるから内密に」と要請していた可能性はないでしょうか。被害者家族がすべて同じ条件ではありませんし、情報はすべて公式に家族会に伝達されるべきだとも、こうした可能性を考えれば言えないでしょう。《任期中に拉致事件での実質的な進展はなかった》と結んでいるのは、八つ当たりとしか思えません。小泉氏の第2回訪問以後、あるいは安倍晋三氏が官房長官になって以後、拉致問題に関して、なにか一つでも進展しましたっけ。中井氏の発言が事実なら、民主党政権は少なくとも情報収集に関しては、一歩なりとも前進していたことになるのですが。もし、この発言を官房長官あるいは首相当時の安倍氏がしていたら、産経はもちろん増元氏らも「無責任だ」とは言わず狂喜乱舞していたんじゃないでしょうか。
ていうかほんと、繰り返しますが、産経新聞は「拉致被害者生存」の情報を嬉しいともなんともも思わないの？
岡崎トミ子が消費者・少子化担当相で初入閣へ 菅改造内閣 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/441236/ 〔Web魚拓〕
その中井氏の後任として国家公安委員長になったのが岡崎氏ですが（消費者・少子化担当相兼任）、呼び捨てかよ。他の新閣僚のニュースや、MSN産経ニュースでも配信時点で「〜氏」と敬称付きだったのに、なぜiza!だけ呼び捨てで、今になっても直っていないのか。いくら岡崎氏らの旧社会党議員を嫌っているとはいえ、好き嫌いの問題ではないでしょう。さすが産経デジタル、としか言いようがありません。
中国からの１万人団体旅行が中止 尖閣問題が影響 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/econpolicy/441281/
この団体旅行は、韓国との激しい誘致合戦の末、前原誠司国土交通相がトップセールスを行い、ようやく契約にこぎつけた。
この問題で日中対立を煽っている日本側のメディアは、文字通りに「国益を損なっている」ことを、もう少し自覚してくださるよう御願い致します。特定ニッポソ人を除いた一般の日本人の間では、事件後も特に反中の空気があるわけではないのですから。*1
