産経「主張」の読解力。

　23日は沖縄慰霊の日ですが、まったく触れられていませんね。まあ、五大紙の社説でも昨日の朝日新聞が取り上げただけでしたが*1。

党首討論　消費税の使途を知りたい - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/406925/

　そういうわけで沖縄はするーな23日付産経「主張」は、党首討論に置ける菅直人・民主党代表（首相）の発言が混乱していた、と指摘しています。現在、社会保障費の不足分を赤字国債でまかなっている部分に、増税分を振り向けることで、赤字解消（削減）と“強い社会保障”を実現できるという説明は、一貫していますし、なんの矛盾も感じられません（増税、特に消費税増税の是非はとりあえず別として）。産経が、いったいなにを問題にしているのかさえわかりません。

*1:asahi.com（朝日新聞社）：社説 2010年6月22日（火）首相慰霊の地へ―沖縄の民意に耳を澄ませ／株主総会―情報と対話が変革を生む http://www.asahi.com/paper/editorial20100622.html