黙然日記(廃墟)

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産経「主張」、ツボを突く。

 今日は休むとか以前口走りましたし、体力も気力もいろいろ消耗しておりますが、とりあえず。今日はいつも以上に支離滅裂な内容になっている可能性がありますが、読み直しても自分では気づかなかったのでたぶん問題ないのでしょう。

首相沖縄訪問 もはや現行計画しかない - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/387439/

 こーゆー疲れた脳では、なんでもないことが笑いのツボにハマってしまうことがありまして、なんだか今日の「主張」の“しかない”というフレーズが、妙に可笑しくてしょうがありません。鳩山政権にはもうほんとに選択肢があるとは思えないのですが、根本的な目標である「沖縄の負担を軽減する」について、できるだけのことはやったのだろうといちおう考える余地はあるんですが、そういう検討をした形跡もありません。あ、産経が民主党政権にそんな思いやりを見せる理由はありませんか? それにしても、県外移設・国外移設の公約を取り下げなかったことを延々と批判し続けながら、では自分はどうかってことですね。ええと、「じゃあ自分がやってみろ」という言い方もたいへん卑怯なのはわかっていますが、そういうことではなく、産経が為政者だったら、と考えてみたことはないのでしょうか。もちろん、現行案の強行を選択するしかありません。その場合、地元の強硬な反対が続き(現在すでに続いていることに注目)、一つ対応を間違えれば悲劇的な結果を招くことになりかねません。鳩山政権が今から現行案強行に転じたら、裏切られたと感じる反対運動はさらに強くなるでしょうから、その意味でも手詰まりなのですが、それを抜きにしても、産経の案も最初から破綻しているのです。“しかない”という言い方をなぜ面白く感じたか、すこしは説明になったでしょうか。「面白い」っつーか、嘲笑気味ですかね。