産経「主張」の空虚。他。
【主張】のタグが戻ってきましたね。どうせ今日だけでしょうが。
【主張】小沢氏の土地購入 原資の疑惑さらに深まる - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/351873/
また資金管理団体には税の優遇措置があり、購入原資や相続の際にかかる税金を逃れていたのではないかとの疑問もでている。
30日付。小沢一郎氏のそれはあれとして、安倍晋三氏のそれ(ry
【主張】施政方針演説 国益守る決意なきは残念 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/351872/
30日付「主張」。オバマ大統領の一般教書演説に続いて、鳩山首相の施政方針演説についても、「日米同盟」の価値観ばかなが気になるようです。もっとも今日の「主張」では、財源問題や献金疑惑、「新しい公共」、年金制度にも言及していて、多少はマシです。というか、一般教書演説に対してもなぜこのぐらいの分析ができないのでしょうか。
主題は見出しにも現れているように、「空虚なスローガンを並べた印象は否めない。「国を守る」ことに言及しなかったのは残念である」だそうです。ある意味では、こんなに空虚なスローガンもありません。「いのちを守る」に対して「国を守る」とは、具体的にどういうことなのでしょう。「いのち」は(目には見えなくても)ここに確かに存在するものですが、「国」は非常に抽象的な概念です。部分と全体の対比とも言えますが、部分をまず守ることが全体につながるという考え方は、具体的な政策として積み重ねていくことができるのに対して、全体を守ることで結果的に部分も守られるという考え方は、結果につながる面がおろそかになりがちです。というか、じっさいそんな政策が各論の解決に至った例というのはほとんどないわけです。(鳩山内閣がそれを実現できるのかどうかは、また別の話です)。
また、この「国を守る」が軍事面を意味しているなら、これは空虚というよりナンセンスなスローガンというべきでしょう。