産経記者、反米を認定する。
【軍事情勢】Ｆ２２は日米同盟のカスガイ - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/249726
オバマ政権は明らかに中国に配慮し逡巡（しゆんじゆん）している。〔中略〕米国の「中国恋慕」という病が、またぞろ日本の国益を脅かそうとしている。
金がないんです。とりあえずクライスラー救済とかすでに発生している失業者への対策などに膨大な支出が必要になるから、軍備費なんかに使ってる余裕はないんです。オバマ大統領が力を入れているアフガニスタン戦争では、F22みたいな超高性能兵器は必要ないので（そもそも必要なのかどうか）カッとされたわけです。なんでそれが「中国恋慕」になるのか、まるでわかりません。
さらに野口裕之記者は、生産規模を維持するために日本が引き受ければいい、とも言っています。マクロ経済では軍備費は公共事業に含まれるのですが、MDシステム拡充を求めるあたりといい、「大きな政府」論者なんですね。日本国だって金がないんです。
ところで最近、あるまとめページを見て爆笑してしまいました。
国民が知らない反日の実態 - 反日勢力リスト
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/35.html
たとえば「反日放送局」はNHK+在京5社のうちテレ東以外、全国紙は五大紙のうち産経以外*1というとても視野の広いリストが並んでいるのですが、ここにある「反日政府機関」という表現がツボに入ってしまいました。これにならうと、野口記者が考えるところでは、オバマ氏は反米米国大統領なんでしょうね。まさにCHANGE! すごすぎる。
