黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

さぼってる間も産経はあいかわらず。

J-CASTニュース : 毎日・産経が半期赤字転落 「新聞の危機」いよいよ表面化
http://www.j-cast.com/2008/12/26033024.html

 コメント欄でid:dj19さんにご教示いただいたのですが、エントリにするのが遅くなってしまいました。
 実は産業経済新聞社は11月27日に決算短信を発表していて、今回はフルサイズ(なんていうんだろう)の発表なのですが、どっちにしても赤字には変わりありませんが。

産業/産経新聞中間決算を発表 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811280067a.nwc

平成21 年3月期 中間決算短信 (PDF)
http://www.sankei.jp/pdf/H21_tyukan_kessan.pdf

 これで朝日新聞社が初の赤字になったことを大々的に報じていたのですから*1、困ったものです。

【正論】政権移行に見る米共和党の雅量 英コラムニスト ジェフリー・スミス - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/208562/

 29日付「正論」では英国人のスミス氏が、米共和党、特にブッシュ現大統領が、いかに政権交代にあたっての雅量に満ちているかを日本の読者に伝えています。どこの国にもこういう人はいるんだなあ。前回、民主党から共和党地政権が移行した2000年選挙の結果に不満が残ったのに対して、きょうわとうから民主党に移行する今回はきれいにまとまっている、というのは、選挙結果の接戦度を考えれば当たり前ですね。
 ただいずれにしても、政権交代にあたっての引き継ぎ体制が(特にブッシュ政権が誉められるべきだとしても)確立しているのは、うらやましいというか。本格的な民主憲法下では最初の7年間と途中の8ヶ月間を除いて約52年間の一党独裁が続き、一度政権交代を迎えても引き継ぎがまともにできないまま元に戻ってしまった国で、今度こそ圧倒的な結果が出たとしても、また未曾有の経済危機の中にあっても、はたしてどんな引き継ぎが行われるのか、今から不安です。

【主張】介護報酬改定 待遇向上の検証が必要だ - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/208563/

 28日付「主張」は見出しのとおりの内容で、たいへんまともなものでした。介護職員の待遇向上は当然の前提として、企業や国がそのために最大の努力をするべきと指摘しています。職員のボランティア意識だけで安くてきつい労働が続けられるわけはないという構造的問題が、介護保険制度が立ち上がった初期から明白になっていたのですから、対応は遅すぎるぐらいです。問題は、産経の論説が介護業界だけに限られ、一般の労働者にも利益配分が必要だという当たり前のことを無視しているあたりです。同日の「産経抄は」、貧乏人は助け合え、企業や国に文句を言うなという素晴らしいものでした。

産経抄】12月28日 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/208580/
大企業のリストラや政府の無策に怒りの矛先を向けるのもいいが、その前に周りの誰かを助けられないか考えてみたい。

竹島に刺さった日の丸 韓国で映画「ごめんね、独島よ」公開へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/208309

 27日付、ソウル支局の新アイドル・水沼啓子記者による記事です。韓国で作られた竹島(独島)に関するドキュメンタリー映画が、過激な宣伝で話題を呼んでいるという内容です。日本の『靖国 YASUKUNI』みたいな映画かと思ったら、どっちかというと『南京の真実』に近いみたいでした。あれをドキュメンタリー映画と言っていいのかわかりませんが。この映画のプロデューサーはニューヨーク・タイムズ紙に意見広告を出すことも計画しているそうで、ますますブル聯隊長 水島総氏を連想しますね(水島氏は「THE FACTS」広告には名前を出していませんが)。