産経EX、台湾有事を危惧する、他。
【軍事情勢】中国海軍「日独潜水艦戦術」の恐怖
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/worldnews/193974
毎週日曜日はツッコミのネタに困らないなあ。というのは、野口裕之記者の【軍事情勢】がSANKEI EXPRESSに掲載されるからです。今週は、いちおう「軍事情勢」らしき記事にはなっていますが、現代における中国の潜水艦戦略を、第二次大戦中の日独海軍による潜水艦戦略にたとえています。いくらわたしが軍事方面に疎いからといっても、この比較が滅茶苦茶なのはわかります。ドイツ海軍の採った「通商破壊」が脅威なのはわかりますが、今の国際法でできるんでしょうかね。それより、日本海軍が艦隊決戦に備えて相手側機動部隊を潜水艦で叩いた「漸減作戦」と、中国海軍が採用しているという「アクセス拒否戦術」は、同じものなんですか？ 同じといえば同じでしょうが、それなら潜水艦と水上艦艇の海戦は全部同じといっても過言ではないように思えるのですが。
細かいところは（よくわからないので）飛ばすとしても、最後に野口記者は、日本の対潜水艦技術はきっと米軍様の役に立つ、そのためには集団的自衛権（以下略）と述べています。その前提として、日本の商船が南シナ海を通れなくなる状況を野口記者は設定しています。曰く、「台湾有事で台湾が中国に占領され、中国軍の潜水艦・ミサイル基地が台湾東岸に設けられれば」。そーゆーのを台湾有事とは言いません。いったいこの人は、どんな世界観でものごとを見ているのでしょうか。
産経EX、サンスポの虚報を暴く。
【ネットで今、何が問題になっているのか】拘置所は寒い - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/193981
サンケイスポーツは「複数の関係者の話を総合すると」として、堀江被告は大阪拘置所に収監中の小室容疑者と早い時期の接見を望んでおり、周囲に相談していると報じた。
（中略）この記事に対して堀江被告が７日、自らのブログで反応した。「また、嘘記事だよ〜。接見を望んでいるなんて言った覚えは全くない。（後略）
ちょっと、どう解釈していいかわからない記事ですが、堀江氏のblog*1に該当の記述があるのは確かです。
