産経と戦争の相互主義。
【主張】ロシア軍事介入 大国としての自制求める - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/168448/
この紛争については「どっちも悪い」としか言いようがないのですが、「責任ある大国が国際社会の了解を得ずに独断で主権国家」に武力攻撃したことを、産経新聞がそこまで非難しちゃっていいんでしょうか。また、南オセチアがグルジアに編入された経緯にまで触れながら、グルジアの統一を支持しろというのも、そこまで書いちゃっていいんでしょうかね。
米国とイラクとか、中国と東トルキスタンとかに関しての産経の言説に対する、巨大なブーメランになっていませんかね。*1
【土・日曜日に書く】木村正人 日英兵士たちの和解事業 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/168449
「怒りや憎しみを表に出すことが和解の第一歩。過去に日本が行ったことを認めて謝罪すると、元捕虜と家族はそれを受け入れることができる。お互いに心が軽くなって、日本人の心も癒やされる」
普通は産経新聞論説委員などによる論説コラムの枠なのですが、今日の「日曜日に書く」は、日本軍の捕虜となった経験を持つ元英軍人たちと日本との和解事業に取り組む人たちを取材したドキュメントでした。引用したのは事業に携わる方英国人の言葉で、記事のテーマを象徴していると思います。とても産経新聞の支局長が書いたとは思えない良質な記事でした。なんで木村記者はいつまでも産経にいるのでしょうか。