産経小ネタ0729。

【政論探求】「田の草とり」の意味は - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/164924

　おなじみ花岡信昭氏です。福田首相が二宮尊徳の短歌を引用したことに対して、尊徳は政治指導者ではないからその言葉を引用するのは間違っている、と来ました。あるいは、小沢一郎氏が最近民主党の議員に向けて「票田の草取りをしっかりやろう」という意味の言葉を述べたがそれを意識しているのか、とか、ほとんど「国家安康君臣豊楽」なみの言いがかりですね。
　福田康夫氏が政治家として長期目標を欠くタイプであることは指摘されていいと思いますが、目標は目標として足下をおろそかにするな、というのは保守政治家（現実主義政治家）として別に間違った姿勢ではないし（その意味では小沢氏も同じ姿勢ですね）、戦後レジュームとか美しい国妄想を振りまいて閣僚の絆創膏ひとつまともに対処できない総理大臣よりは、よほど信頼できるような印象があります。

【主張】労働者派遣法改正　非正規雇用のひずみ正せ　 - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/164949

　なにを今さら言っているんだ、という「主張」です。まあ、さすがの産経も現状の問題点を把握したということで、これが今後の論調にどう影響していくのか、はたしてターニングポイントになるのかどうかを見ていくことにしましょう。

“デジタル写真立て”続々　スライドショーも - イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/hobby/165173

　産経とはなにも関係ないんですが、ちょっと個人的にインパクトを受けた記事。どうしても『勇者王ガオガイガー』のエンディングを思い出さざるを得ません。11年前に作られたこのアニメは8年後の世界、つまり2005年ごろを舞台としており、エンディングでは（制作当時まだ製品がなかったと記憶している）デジタル写真立てが、効果的に描かれていたんですよ。「技術的には可能だろうけどこんな製品出るのかな？」と思っていたのですが。