古森義久氏、長々と話す。
えー。最近、古森氏のこの字も出していませんでしたが。6月26日から7月6日までの11日間で全10回、つまりほぼ1日1本ペースで公開されていたドイツ講演のレポートがあまりにつまらないので、まとめる気力も失せていました。
もうしわけないですが、ざっと読んでメモを取ってはいたのですが、まとめるのがあまりにめんどうなので、(5)〜(10)についてはメモだけ放り出しておきます。読まなくていいです。
エントリはすべて、イザ!内の古森blog(ステージ風発)から。
中国人は本当に日本人が嫌いなのか――ドイツでの報告(5) - ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/627332
古森氏が中国に暮らして実際に出会った人々とネット世論の違いに言及していますが、出会った人々は平均的な市民、ネット論壇で声高に叫ぶ人はノイジー・マイノリティと考えても、大筋間違っていないような気がします。
「メディアがこうだ」という報告は重要ですが、
スポーツ大会では常に罵声、と言いますが、http://d.hatena.ne.jp/pr3/20080221/1203603923 のように、罵声を出させないこともあるわけです。
中国の反日教育の「実態」
中国共産党はなぜ日本を叩き続けるのか――ドイツでの報告(6) - ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/627932
共産党は敵を作ることで国内の統治をしている
日本企業には反日暴動などのリスクがある
社会主義市場経済は市場経済とは言えない、「権力の市場化」という何清漣氏の指摘
中国経済の構造的な危険と不安定――ドイツでの報告(7) - ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/629702
格差問題、都市住民と農村住民の不平等
外資依存度の高さ、(都市部でのの)過剰投資によるインフラ過剰
国有企業の巨額な不良債権
結果としての社会不安、チベットが例
環境汚染は次回のお楽しみ
中国はグローバルに膨張する――ドイツでの報告(8)
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/631964
中国は経済発展しているが、日本側企業は将来の危機について注意を払っている。はずだ。
中国が資源外交をしている諸国はベネズエラやスーダンのような非民主的・反米国家ばかり。(その前にブラジルの名前も挙がっているのですが)
米国は挑戦だと見ている
中国の軍拡の目的は東アジアの覇権なのか――ドイツでの報告(9)
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/633085
「中国を攻めようとする国はいない国際環境のなかで、中国はなぜ核戦力や航空戦力、ミサイル戦力などを強化し続けるのか」って、中国だって日本に言われたくないでしょう。
中国の軍事増強の目的を米側の分析に頼って断言している
中国の異質性にどう対応すべきか――ドイツでの報告(10)(完)
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/633824
ここまで多角的に論じてきた上での結論だそうです(部分部分では褒めているにせよ、全体として異質性と脅威の話しかしていないような気がしますが)
中国の異質性について、場合によっては対抗措置が必要
中国は(米国中心の)国際秩序の打破を狙っているかもしれないから、日本もドイツもそう考えて対応していくべきだ、という結論。