古森義久氏、連発する。
日刊どころか1日2回こもりんです。それぞれ簡単にいきます。
労組は政治傾向過剰で衰えた――アメリカの例にみる（２） - ステージ風発：イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/619481
「SAPIO」記事の転載第2回です。「労働者全体は増えているが、組合員の比率が減っているから、絶対数も減っている」という理屈を述べていますが、あきらかにおかしいですね。そもそも因果関係が逆だし（統計という概念そのものを理解していないのでしょうか？）、全体のパイが増えていれば比率は減っても絶対数が減らないことだってありえます。
米国で労働組合員が減った理由をいろいろ分析していますが、ちょうど日本の連合（日本労働組合総連合会*1）と民主党と自民党政権の関係にそっくりで、笑ったというか笑っていいのかというか。ただ、連合の支援する政権が8ヶ月しか続かなかった日本国と違って、米国では民主党政権が8年も続いたので、米国労組が退潮している根拠を民主党支持だけに求めるのは、おかしいですね。
北京オリンピックは中国の悪夢となるのか――ワシントンでみる人権抗議の動き - ステージ風発：イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/619988
こちらは昨日（日付が変わってしまっていましたが）取り上げた*2コラム「あめりかノート」の転載で、特に改めて言及することもないですかね。なんで全文太字なんだとか、例によって無断っぽくリンクされている写真の、ラビア・カーディル氏はいい笑顔なのですが、ローラ・ブッシュ氏（大統領夫人）の笑顔がなんか怖いとか、そのぐらいです。
*1:メディアなどでもいつも「連合」としか呼ばないので、正式名称を書いておかないと忘れてしまう。
