黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経小ネタ0604。

【コラム・断】どっちが本当の総理大臣? - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/dan/150289

 潮匡人氏がまたアレです。月9ドラマ『CHANGE』はフィクションなんですが、なんで産経関係者にはそれを理解できない人が多いんでしょうね。

産経抄】6月4日 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/150268/

 と思ったら、産経抄でも『CHANGE』を扱っています。ただ、ドラマと現実の区別は付いているようですね。「最近の産経抄はまともすぎてつまらない」という、もっぱらの評判です(一部ファンクラブスレで)。
 もちろん、産経新聞が『CHANGE』を取り上げるのは親会社の今期主力ドラマを宣伝することになるわけですが、フジサンケイグループにその点でなにを言ってもしかたないしねえ。
 政界を舞台にしたドラマはどう作っても政治批判になるので*1、作品を肯定的に取り上げればその言説も政治批判になるわけですが、他人の創作した批判に乗っかってことたれりとするのは、ちっと情けないかな。

【主張】財政再建 堅持すべき骨太2006 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/150269/

 急に財政再建を言い出し始めました。財政再建は「骨太の方針2007」にも引き継がれていたのですが、なぜ「2006」。
 あとどうでもいいんだけど、そろそろこの「骨太の方針」ってネーミングはなんとかしたらどうでしょうかね。

ニッポン放送、ケータイ向けコミック配信。

携帯向けにコミック配信 ニッポン放送が制作サービス - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/game/150315

 フジサンケイビジネスアイの記事ですが、上と同じく、身内であるニッポン放送のパブリシティ記事ですね。ラジオ局が生き残り策としてネット配信、特にケータイ向けコンテンツに力を入れ、その一環としてマンガ配信を始めるという、ツッコもうと思えばツッコめるけどツッコむのも気の毒だな、というような展開です。さて、このニッポン放送が始める新ビジネスのコンテンツ第一弾に選ばれたのは、どんな作品なのでしょうか。

デジモノ・ダウンロード関連 : 『セックスしかすることがない』でニッポン放送が携帯コミック参入 / BARKS ニュース
http://www.barks.jp/news/?id=1000040566

 作者の摩耶薫子氏は、TLとショタBLをまたいで活動している作家のようです。『セックスしかすることがない』はTLの方。「TL(ティーンズラブ)」というのは、はてなキーワードにも書きましたが、簡単に言えば女の子向けエロマンガのことです。個人的に、TLとしてはわりと好みの絵柄かも。ってのはどーでもいい話ですが*2。男性向けに比べて、絵柄も心理描写も繊細なものが多く、エロマンガとしてのこのジャンルをわたしは割と高く評価しています。この作品も、あらすじ紹介を見るかぎり、興味深いテーマを扱っているようですね。
 それはそれとして、フジサンケイグループの(元)中核企業が始めたこの新ビジネスに、産経出身者としてケータイコンテンツへのフィルタリングを推奨する山谷えり子氏あたりはどう反応するのでしょうか。

*1:と書いてから思い出したのですが、小泉首相退陣・安倍首相就任に合わせてフジテレビが『独占取材! 今明かす 小泉純一郎の「正体」』という、ドラマ仕立て(アニメパートあり)の特別番組を組んでいましたね……。 http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2006/06-337.html

*2:摩耶氏もそうですが、TLはBL出身の作家が多くて、一般的なBLの絵柄はちょっと苦手だったり。