黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

産経小ネタ0531-0601。

 昨日書き損ねたので、2日分まとめて。

5月31日分。

【主張】人権擁護法案 消えぬ「言論封じ」の危険 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/149272/

 いじめ問題を例にとって、教育委員会文部科学省の仕事なのだから、人権委員会に口を出させるのはおかしい、他の件にも担当省庁がある、という反対理由を掲げています。はて。「主張」は以前から、省庁の縦割り行政を批判していたはずですが。

【土・日曜日に書く】湯浅博 大地震でも変えられぬ政治 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/149257

 9.11に関して、ブッシュ米大統領は巧みに指導力を発揮し再選に到ったそうです。巧みに有権者を誘導した、とはいえるかもしれませんが。

【福田政権考】「平沼新党」の掲げる旗は 榊原智
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/149261

 榊原記者は必死になってヨイショしてるんですが、説明すればするだけ、平沼新党が現実を見ていないことがよくわかる記事になっています。お勧め。

6月1日分。

【主張】クラスター禁止 どうする安全保障の空白 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/149470/

 まだグダグダ言っています。

【土・日曜日に書く】阿比留瑠比 ネット社会と格闘して思う - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/149471

 まあ、ネットで批判されるのって、気持ちのいいものではありませんよね。実はちょうど今日、このblogの記述に関して痛烈な批判をいただき*1、深く反省しているところです。批判を受けて、自らを省みる好機と思うか、罵詈雑言と受け取って聞く耳をふさぎコメントやTBを削除するかという違いも、単に批判された側の人間性が表われるというだけのことですし。

日本の外交官はなぜ海外駐在が短いのか――加藤駐米大使の「例外」をみて - ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/592672

 昨日付「緯度経度」の転載と、ちょこっと自著の宣伝です。あいかわらずMSN産経ニュースにもiza!にも配信されていませんね。なにかの理由で「配信しない」という正式決定があって、代替としてblogに転載しているのでしょうか。
 内容は(加藤良三前大使への礼賛が過剰ではないか、という疑念を除けば)かなりまともです。タイトルのとおり、日本外交官が一ヶ所で勤務する期間が平均2年というのはあまりに短すぎる、これは年功序列の弊害だ、という指摘で、「新任務に取り組むという作業には2年がどれほど短く、非効率か、一般企業なら熟知しており、そんな人事はまずしないだろう」という批判も、まったくそのとおりでしょう。
 ところで古森氏の経歴を見ると、1998年9月に産経新聞中国総局長として赴任したあと、2001年にワシントン駐在の現職に移っています。2000年12月には伊藤正・現中国総局長*2が就任しているので、古森氏の北京駐在は2年3ヶ月ぐらいだったことになります。もちろんこれは、2年などという短い期間ではありません。3ヶ月も余裕があったのです。あともうひとつ、産経新聞社が一般の企業じゃないという解釈も可能ですが。