古森義久氏、二番煎じする。
チベット弾圧には国連は無力――国連最重視の小沢一郎氏に再び問う - ステージ風発：イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/534588
以前ビルマ暴動を取り上げたとき*1と同じ切り口で、チベット問題と関係なく国連と小沢一郎氏の批判をしています。前回も呆れかえったのですが、今回もまったく進歩がありません。自己模倣というか二番煎じというか、芸がないにもほどがあるというものです。
二番煎じだけあって、前回より論法が退化しています（あれ以上退化できるとは想像していませんでしたが）。国連の人権理事会が機能していない、という読売新聞の「国内唯一の」報道はいいとして（産経新聞は報道しないんですか？）、そもそもの問題として、小沢氏は安全保障問題で国連の判断が必要とは言っていますが、人権問題について国連の基準を持ち出したことはありましたかね？ 古森氏が見出しのとおり「小沢氏に問う」た場合、「わしゃ知らんよそんなこと」と言われて終わりじゃないでしょうか。
そのあと延々と貼り付けられている古森氏の記事は、題名とぜんぜん関係ないので、単なる自著の宣伝なんでしょうね。
それにしても、死体写真を嬉々として貼り付けるのはいいかげんやめてもらえませんかね。古森氏に人間的な感情なんかもう期待していませんが、ネットでは嫌がらせにも使われるものを予告なしに貼り付けるのは、無差別の嫌がらせと思われてしまいますよ。わたしはそう判断しています。
