産経抄、またもラブレター。
昨日の「主張」に続いて*1、産経新聞の朝刊コラム「産経抄」が上映中止問題を扱っています。例によって1日遅れですね。
【産経抄】4月3日 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/134774/
いやな風が吹いている。自分たちの主張にあわないものは認めない。
冒頭がこんな文章から始まるので、「もしかしたら産経もついに改心したか?」と期待したのですが、もちろん裏切られました(笑)。昨日の「主張」と同じく稲田代議士の代弁を撒き散らしてから*2、『靖国』問題と離れて、稲田氏を批判した朝日新聞にひたすら文句を垂れています。NHK番組改変問題を蒸し返し、古森重隆NHK経営委員長の擁護も忘れません*3。
最後は「自分たちもまた風を起こし、それに脅威を感じる人たちがいる」とまとめていますが、冒頭と末尾の文章をそれぞれ、自らに当てはめてみる気はないのでしょうね。この熱烈なラブレターに、朝日夕刊「窓」の恵村順一郎論説委員は今度も返事を書いてくれるかな? 仏の顔も三度までとも申しますが。
*1: http://d.hatena.ne.jp/pr3/20080402/1207123420 参照。
*2:ものすごくどーでもいい話。みなさんは漢字で読んでいらっしゃるからいいのですが、こちらはかなを入力して変換途中の文章も見ているので、たいへん気持ち悪くなりました。まあ、ここで誤変換しても産経のやってることとしては大差ないな、とも思いますが。