鳩山法相の発言は支離滅裂だった。
上のエントリの続きです。今日行われた自民党福岡県連の会合での鳩山法相の関連発言について、他紙も報じています。
法相「法務省や検察が言ってること」・冤罪発言で弁解 - NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080216AT1G1600R16022008.html
鳩山法相、冤罪発言で「心からおわび」と改めて釈明 - asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0216/TKY200802160198.html
「（警察から）ひどい取り扱いや理不尽な取り調べを受けた方々が無罪になった場合に『冤罪が晴れた』とおっしゃられ、（それに）全く私どもは反論できない」
とりあえず日経の記事を見ると「法務省の見解どおり」「冤罪といわれても反論できない」の二つの発言をしたことがわかります。ところが上記のとおり産経は「冤罪といわれても反論できない」の部分を伝えず、朝日は「法務省の見解どおり」の発言を伝えていないんですね。どちらの発言を報じるかで印象がまったく異なりますが、産経と朝日はそれぞれどういう意図で報じたのか。解釈はいろいろできますが、いちおうメモだけしておきます。
ぜんぜん関係ないんですが、同じ会合における鳩山氏の別のバカ発言も報じられています。
鳩山法相、「再編のため兄弟仲良くします」と秋波 - asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0216/TKY200802160197.html
（旧）民主党をあっさり飛び出して自民党に戻り、政界再編を一度がたがたにしてしまったのは、どこの誰でしたかね。今となってみれば、彼が自民党に戻ってくれてよかったてなとこですが。
