黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

古森義久氏、日米関係を憂う。

【緯度経度】ワシントン・古森義久 日米交流は「追憶」なのか-イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/111278
日米交流はこれでよいのか――日米協会は「追憶」の舞台?-ステージ風発:イザ!
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/429246

 下の古森blogは上のコラム記事の引用と蛇足だけなので、両方読む必要はないと思います。コラムだけ読んで暇だったらblogも、って感じで。
 日米協会の記念晩餐会が米側外交官OBの同窓会になっているのを見て、古森氏はたいへんショックを受けたようです。現役外交官や政府高官が参加していないのはジャパン・バッシングならぬJapan passing(日本軽視)だ、と嘆いているのですが、協会側で現役たちに対してオファーも出さなかったようですから、そういう問題じゃないんじゃないかな、と。日米協会の運営を老人たちが仕切って同窓会にしてしまったことを、批判するべきというだけのところでしょう。そもそも日米協会なんてわけのわからない組織であって(顔つなぎの機会にはなるでしょうから100%無意味とは言いませんが)、これだけが日米交流の機会じゃあるまいし。
 仕切っている老人たちに米民主党系が多いというところに難癖をつけて鬱憤を晴らしているようですが、これは古森氏の側に立って眺めれば、民主党系が現役への影響力を失っているということで、古森氏にとっては都合がいい話じゃないんですかね? まあ、民主党政権になればそれもまた変わるでしょうが。
 ところで、参加者には国務省日本担当者のOBが多かったようですが、古森氏と親しいジェームズ・アワー氏は宴席に参加していたのかな。