黙然日記(廃墟)

はてなダイアリー・黙然日記のミラーです。更新はありません。

古森義久氏、とうとう批判に耳をふさぐ。

 ありゃりゃりゃ。気付いたのは今日なんですが、たぶん10月になったぐらいから始まっていたのかな。
 古森blogにこちらから送ったトラックバックが、すべて削除されています。
 「正当な批判ならいつでも受け付ける」と以前おっしゃっていたように思うのですが、あれは虚言だったということでしょうか。あるいは、わたしからの批判になにか理不尽なものがあったというなら、それをまずご指摘いただかないと、話にもなりゃせんのですがねえ。
 さらに、わたしのトラックバックを削除するだけならいいのですが、ざっと見るかぎり(これは「たしかに以前はあった」と言えないのですが)、古森氏に対して批判的なトラックバックはすべて削除されているようです。跡地には、古森blogの内容に同意するものと、オトモダチ関係らしい方による内容とは無関係なトラックバックだけが残っています。こうしてみると同意TBの方が圧倒的に少ないことがわかって、なかなか楽しい眺めですね。
 ここで問題にしているのは、古森氏のジャーナリストとしての資質です。ジャーナリズムは常に評価に晒され、正当な批判を受け入れることによって、相互に発展していきます。こんなことは、朝日新聞をはじめいくつものジャーナリズムを批判し続けてきた古森氏にとっては釈迦に説法であるはずですが、自らはそうした批判を受けたくない、批判者に対して反論もしない、ということならば、これは当然、ジャーナリストを名乗る資格が疑われます。この件についてなんらかの合理的な表明がないかぎり、わたしは古森氏を、ジャーナリストではなくアジテーターとして扱わざるを得ません。*1


 ついでなのでここで明らかにしておきますが、実は当blog*2は、iza!そのものからも規制を受けています。「個人blogと新聞記事を関連づけて相互に表示させられる」というのがiza!のシステム上の売り文句ですが、現在は当方から記事に関連づけても、記事のページにはこちらのエントリが表示されません。8月後半から始まったこの措置に対して問い合わせたところ、「無関係な記事に対する関連づけの濫用が見られる、と他のiza!ユーザから指摘があったので規制した」という主旨の返答が来ました。「今後は改善したいので、具体的にどのエントリが関連づけの濫用とみなされたのか教えてくれ、関連づけとトラックバックの混同がないかも確認してくれ」と重ねて質問したのですが、なしのつぶてのまま、もう2ヶ月近くもこういう状態が続いています。そもそもiza!別冊を作ることになったのは、本誌はてなダイアリー*3からのトラックバックiza!側に反映されなくなったためなのですが、いったいどんだけ当blogは嫌われているのやら。


 まあ、トラックバックを表示させるのが目的ではないので(手段としては大きく制限されることになりますが)、古森氏あるいは産経新聞への批判はこれからも淡々と続けていこうと思います。しかしこうなると、iza!別冊への転載もかなり意味を減ずるので、放置状態になってしまうかもしれません。古森氏が、こちらをいちおう読んでから(信者の目に触れさせないために)TBを削除しているのか、こちらを“ウジムシの這った跡”と決めつけて読まずに削除しているのか不明なので、前者だとしたら意味がないわけでもないのかもしれませんが。


 このエントリからどこにTBを送っていいかわからないので、とりあえず古森blogの最新のエントリ*4宛てに送ります。内容と無関係なエントリにTBを送るのは、上記の主張といささか矛盾しているのですが、送らないわけにもいかないので。

*1:「俺を批判する奴はウジムシだ」というのは、もちろん合理的な表明だとは思えません。少なくとも、もうすこし具体的な説明をおねがいします。

*2:黙然日記iza!別冊 http://pr3-at-iza.iza.ne.jp/blog/

*3: http://d.hatena.ne.jp/pr3/

*4: http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/353184。ふと気付いたのですが、このエントリは「ステージ風発」の200エントリ目なんですね。おめでとうございます。