古森義久氏、敵を作る。

日本の対中ＯＤＡは中国の対外援助を助ける―わが対中ばらまき政策の悲喜劇-ステージ風発:イザ！
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/326908

　日本のODAについては困ったものだなあ、と思う面がいろいろあるわけですが、すでに他国への援助もしている経済大国にいつまでもODA供与しているのも、純粋に理屈としておかしいな、と思うわけで、エントリにツッコミを入れられなくて困っていました。記事みたいな体裁ですがやはり掲載されていないようなので、なんかあったのかなあ、と思ったぐらいです。
　しかしコメント欄を見ると、あいかわらず古森氏だなあ、と。古森blogのコメント常連は入れ替わりたちかわりの観もあるのですが、最近はウルリケ　マインホフさんという方が目立っています。過去のコメントを全部読んでいるわけではないので詳しい事情はわかりませんが、なんだか古森氏はこの人をひどく敵視しているようで。たとえば同じく活躍されている切葉鳩さん（うちのiza!別冊にもよくコメントをくださります。いつもありがとうございます）が是々非々で古森氏を批判することも多いのに対してはわりと真面目に受け答えもするのに、いったん敵だと決めた相手には「ミニテロリスト」だのと電波系の罵倒をするのは、ジャーナリストとしてはいささか見苦しいんじゃないでしょうかね。
　同じようにわたしもたぶん敵認定されていると思うのですが、今回のエントリについてはほぼ同意します。もしこれにコメントをつけるとしたら、古森氏はどういう態度に出るのか、コメントをつけてみたくなってしかたありません（やらないけど）。