古森義久氏の交友関係。
【外信コラム】ポトマック通信 親子のきずな-イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/52871
なんでこのタイミングやねん、と言われそうな感じで昨日のコラムを。いや、これ自体はいいコラムなんです。普通に読めば感動的といってもいいんですが、ちょっと別のことが気になってしまいました。
この記事に出てくるジム・アワー氏というのは、以前のエントリ*1で批判した「正論」メンバーのジェームズ・アワー氏のことですよね。日本に国会決議という制度があることを知らなかった人です。このコラムを見ると、古森氏とは家族ぐるみのつきあいのようですね。こんなレベルの“自称・日本専門家”が米国で幅を利かせているだけならともかく(日本人の“自称・米国に詳しいジャーナリスト”があのレベルですから)、彼を日本専門家と遇してなんの疑問もなくつきあえる日本人がいるというのも、不思議だなあ、と重ねて思います。
これは具体的な指摘ではなくて憶測というか印象から言うだけなのですが、アワー氏には根っ子のところで日本に対するレイシズムが見え隠れしているのに*2、卑屈なアングロサクソン崇拝者である古森氏と仲良くしているという関係は、それぞれの心情を想像すると、たいへん興味深いものがあります。