古森義久氏の底力。

　ちょっと頭がぼんやりしているところにいろいろ書かなきゃいけないことが多すぎて、どこから手をつけたものやら。
　というわけで、いちばん重要性の低そうなところから手をつけてみます。

【外信コラム】ポトマック通信　日本柔道の底力-イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/49267

　こもりんの柔道コラム。日本のアマチュア柔道家が米国の大会で上位入賞して、やはり本場はレベルが高いぞというお話。
　なんというか、なんともコメントを付けようがない、無邪気な国粋主義があるだけの文章です。国粋主義という言葉を使うとアレな印象ですが、ここまで単純な物言いだと、微笑ましく思えてきます。
　こういうものだけ書いていれば、世間に害毒を流すこともないのにねえ。編集特別委員に定年があるのか知りませんが、いずれ古森さんが産経を退社したときには、おそらく“国際政治評論家”とかの肩書きを使って今と同じような文章を垂れ流すことになるんだと思います。そうではなく、できれば“エッセイスト”とか名乗って柔道の話とか旅行記とかを専門に書いてくれませんかねえ。わりと本気で期待していたり。