古森義久氏、戦争映画にハマる。

【外信コラム】ポトマック通信　前評判が悪いと当たる-イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/44272/

　見落としていて今日気づいたんですが、このコラムだけなら、別に取り上げるほどのものではないです。古代ペルシャとスパルタの戦争を描いた「300」という映画について、ワシントン・ポストは酷評していたけど面白かったぞ、というだけの話。古森さんはよっぽどワシントン・ポストが嫌いなんだろうなあ、と微笑ましくなったりして。
　ただまあ、こんなニュースを見かけたことを思い出してしまって。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - ＜イラン＞ハリウッド映画「300」に大反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070323-00000016-mai-int
「映画はイラン人を文化も感情も人間性も持ち合わせない、侵略と殺りくしか眼中にないような『悪』と描く」

　かつてのペルシャが今のイランだということは、うっかり忘れがちになりますが、そういうことでしたか。さらにスパルタといえば、欧米文明の源流になった（と欧米の視点では信じられている）古代ギリシャでも、指折りのマッチョイズムの国というイメージでしたっけ。
　米国視点ベッタリでイランとの戦争を期待しているような人には、きっと面白い映画なんでしょうね。全滅しなきゃいいけどね(ﾎﾞｿ