産経、自らを断罪する。

　ホリエモン実刑判決で（まだ地裁です）産経が大はしゃぎしています。代表として社説と1面コラムを取り上げますが、iza!では「特報体制を組む」という予告を前日から出すぐらい力を入れていました（実際の記事はたいしたことありませんでした。量・質ともに）。

【主張】堀江被告実刑　断罪されたのは「軽さ」だ-イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/shuchou/43617/

　「楽しくなければテレビじゃない」「軽チャー」とか謳って日本のテレビ文化を滅茶苦茶にしたのは、どこの企業グループでしたかねえ。そういうところを評価してホリエモンは買収を図ったわけで、買収騒動を機会にバラエティー路線を切り捨てていたならば、この「主張」の内容もまだ説得力があるんですが。

【産経抄】3月17日-イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/sankeishou/43618/

　こっちもはしゃいでます。だいたい、産経抄が昨日の出来事を取り上げるのって珍しいんだけど、そんなに待ちかねていたのか。
　それはそれとして、コラムとしての構成が崩壊しているのも見どころです（これはいつものことですが）。最後にとってつけたように現れる「バーチャル社会」云々は竹花豊らに媚びを売っているんでしょうが、それが規制されると困るのはフジテレビや夕刊フジなんですけどね。理解してないんだろうなあ。あと、例のコンピュータ恐怖症とか。